平林遼(Hirabayashi Ryo)氏プロフィール


(c)Takashi Fujimoto 
 1988年東京生まれ。

2019年9月、第1回イタリア国際指揮者コンクールにて第3位を受賞。また10月には第4回ニーノ・ロータ国際指揮者コンクールにて3人のファイナリストの内の1人として聴衆賞を受賞。

19年11月にはNHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、山形交響楽団等のメンバーや著名ソリスト等で構成される、こがねいガラ・オーケストラを指揮し、「こがねいガラ・コンサート2019 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』(宮本益光 主演/演出)」にて、急遽代役を務め好評を得た。

7才でピアノを始め、14才の時に指揮者を志し、3年後より本格的に指揮を学び始める。
2011年、東京音楽大学指揮科を卒業。同大学にて、指揮を広上淳一氏に師事。

2014年ロリン・マゼール氏審査の選考を経て、マエストロ・マゼール・マスタークラスに招待される。氏の邸宅にて、直接、指導・薫陶を受ける。この期間中に病により逝去された氏の、最後の弟子の一人となる。

2015年、ベートーヴェン・コンプリート・シンフォニー・マスタークラス&コンペティション(イギリス)にて第2位を受賞。

2015年、200通以上の応募から、8名の候補者の内の1人として、ムーティ氏審査による、リッカルド・ムーティ・イタリアン・オペラ・アカデミー最終選考に招聘される。ムーティ氏とのやり取りや、氏のリハーサル見学等を通じ、同アカデミー内で学ぶ。

欧州留学のため、2015年始めから2017年始めまでベルリン在住。
これまでにオーケストラ・ジョヴァンニ・ルイージ・ケルビーニ(イタリア)、ノース・チェコ・フィルハーモニック(チェコ)、ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニック(ルーマニア)、ザルツブルク・チェンバー・ソロイスツ(オーストリア)、ベルリン・シンフォニエッタ(ドイツ)、アルゴヴィア・フィルハーモニック(スイス)、オーケストラ・オブ・オペラ・ロイヤル・ドゥ・ワロニー・リエージュ(ベルギー)等を指揮。